宿泊施設向け 業務用エアコンの設置

宿泊施設では客室の断熱性能や間取りの違いにより、冷暖房効率に大きな差が出ます。特に冬場や寒冷地では、室内温度を快適に保つために、1～2ランク上の馬力のエアコンを導入することが重要です。また、チェックイン・アウトの時間帯や繁忙期など、人の出入りが集中するタイミングにも空調の負荷が高まるため、余裕のある能力設計が快適性とトラブル防止につながります。

ロビー、エントランス、ラウンジなど、宿泊施設の共用エリアは人の出入りが多く、不特定多数の方が利用する空間です。そのため、空気の衛生管理が施設全体の印象を左右します。プラズマクラスターやナノイー、UV除菌機能などを搭載した空調機器は、ウイルスや菌、花粉、ニオイの抑制にも効果的です。

客室ごとに個別空調を導入するだけでなく、建物全体を効率よく管理する「ビル用マルチエアコン」などは、設置場所の規模や用途によってはおすすめの選択肢です。これにより、ゾーンごとの温度調整が可能になり、稼働状況に応じた無駄のない空調の一元管理ができ、省エネ性の向上や運用コストの削減も見込めます。