【違いを解説】タースエンジニアリング下請け(?)エアコン工事業界における協力会社と下請けの意味とは?2025年05月02日
エアコン工事業界では、クライアント(施主)から仕事を受注した元請け会社が、実際の施工を専門業者に依頼するのも一般的です。

当社でもエアコン工事の案件の確保、商品の発送手配、図面のお渡し、日程調整などは当社で行い、現場への直行で施工が行える状態にして、協力会社様へ依頼を行っております
※当社の工事スタッフが施工を行っている案件もございます
このように、現場で作業を担当する業者様を一般的に「協力会社」または「下請け会社」と呼んでおります。では、この2つに業務的な違いはあるのでしょうか?
今回は、エアコン工事における「協力会社」と「下請け」の違いについて、わかりやすく解説します。
協力会社と下請け会社は同じ?呼び方の違いだけ?
実は、業務内容や立場で見れば、「協力会社」と「下請け会社」はほぼ同じです。
どちらも元請け会社から業務を委託され、現場で施工を行う重要なパートナーです。
ではなぜ、2つの呼び方があるのでしょうか?
その答えは、「関係性のイメージ」にあります。
「協力会社」は対等なパートナーという考え方
「下請け」という言葉には、上下関係や従属的なイメージがあります。
そこで、近年では元請けと対等な関係で協力し合うという意味を込めて、「協力会社」と呼ぶケースが増えており当社でも「協力会社」の呼称を用いております。
この呼び方には、信頼関係を大切にし、長期的に良好なパートナーシップを築いていきたいという思いが込められております。
具体例1:家庭用エアコンの取り付け工事の場合
ネット販売店A:工事費込みエアコンの販売
商品の販売と発送。エアコンの工事依頼をタースエンジニアリングへ一括で依頼
タースエンジニアリング:工事日程の調整など
お客様と工事の打合せ。日程調整や設置場所の状況をヒアリング。設置場所を作業エリアとしており、可動状況に空きのある協力会社様へ依頼
協力会社様:設置先で施工を実施
直行、直帰でご対応
具体例2:家庭用エアコンの取り付け工事の場合(タースエンジニアリングで商品の発送)
タースエンジニアリング:エアコン設置の見積依頼など
商品の手配も含むエアコン設置の見積依頼などを受け、商品の手配、発送、お客様との日程調整、設置場所のヒアリングなどを行います
協力会社様:設置先で施工を実施
直行、直帰でご対応
まとめ:呼び方が変われば関係性も変わる
- 協力会社と下請け会社に明確な業務上の違いはありません。
- ただし、「協力会社」という呼び方には、対等なパートナーとしての信頼関係を築く姿勢が表れています。
- エアコン工事の現場では、スムーズな連携や長期的な協業を実現するために、「協力会社」という表現が選ばれる傾向が強まっています。